思うこと言わねば腹ふくる…。

どうせ生きるなら、言いたいこと言って、やりたいことやってみる。そんな日々を綴ったブログです。

『恥ずかしい』の先には自分の中の『美しさ』がある

昨日、『コウジの人生、自由に使ってください!』の依頼で、岩手県一関市にて路上ライブをしてきた。

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『コウジの人生、自由に使ってください!』in 岩手県一関市今日の依頼は路上ライブをすること。楽器も引けないし、音源があるわけでもない。それでも依頼されたので唄いました。曲は、今日が母の日ということで、石崎ひゅーいさんの『花瓶の花』にしました。全員サクラですが、4人と一匹が観てくれましたー!

聞いてくれたのは、全てサクラだったが、楽器もない、音響もない、コウジの声だけで誰かに届けるという体験は最高だった。いまはその帰りなのだが、なんと15年ぶりぐらいに新幹線に乗っている。いままでヒッチハイクや高速バスを利用することが多かったが、新幹線は最高だ!ということで昨日のことをちょっとまとめていこうと思う。

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イベント作成しましたー!題して『コウジの人生自由に使ってください!』です!5月だけですが、コウジを奴隷として使いたいかたは連絡ください!以下詳細です↓↓↓ 期間:5/8~5/31内容:コウジの身体を奴隷として使ってください!依頼があれば日本全国どこでも伺います!例:路上ライブ、子守り、子どもをヒッチハイクの旅に連れていって欲しい、草刈り…などなどとにかくなんでもオッケーです!料金:奴隷ですのでもちろん無料でございます。ただし移動はヒッチハイクを使おうと思っているので遅刻する可能性が大きいです!もし交通費をいただけるなら絶対に遅刻はしません!(たぶん…笑)連絡先Mail:Koya_1110@yahoo.co.jpTel:09098007671ぜひ皆様に協力していただき、コウジの身体がボロボロになるまで使っていただければと思います!#奴隷 #社畜 #ヒッチハイク #日本全国 #どこでも行きます

 

まじでビビった路上ライブデビュー。

「路上ライブ」という依頼が来たのはイベントを作ってすぐだった。ぼくは楽器が弾けるわけでもないし、すげー歌が上手いわけでもない。だから、この依頼が来た時は「やりたくねぇな」と正直思った。しかし、依頼をしてきたひろみちゃんは「ただ歌えばいいじゃん!」とかなり強め。ひろみちゃんとは九州0円旅を一緒にやった同志であり、「もうやるしかない!」と岩手県へ向かった。

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最初の歌う場所は一関市の「かわさき」という道の駅だった。「はい!やって!」と言われた時、本当に逃げたくなった。「笑われるんじゃないか?」「変な目で見られるんじゃないか?」という世間体が気になって「えーどこでやんのー?」と歌うことをはぐらかしていた。しかし「じゃあここで!」と場所まで決められたのでやるしかない…。

選んだ曲は石崎ひゅーいさんの「花瓶の花」にした。あまり有名な曲で時はないが、母の日ということもあり、個人的に大切なひとに送る曲としては最高のものだと思っているので歌うことにした。(ぜひ皆さんにも一度、聞いていただきたい。)

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見てくれるのはひろみちゃんの知人のひと3人と猫の1匹。

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岩手はめっちゃ寒かったんだけど、この時ばかりはめちゃくちゃ身体が熱かった。

一関を面白く企む会

道の駅かわさきで歌い終えた後、一関とも気仙沼とも一切関係なく、ただ路上ライブをしにきただけなのに「一関を面白く企む会」という謎な会の皆さんと気仙沼で1日一緒に過ごすことになった。

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1日のプランはできており、気仙沼ニッチングさんをの見学、−20度のなかの氷の水族館などそれなりに楽しんだ。(ひろみちゃん以外、全員知らない人だから人見知りを発揮)そんなこんなで最後はcoba-Kesennnumaさんで夕食パーティ的なものに参加した。

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パーティー自体は20人前後集まり、ほとんどが20代の若い人の会だった。「みんなが好きなことをして街を盛り上げよう」というキーワードがいいなと思った。どうしてもこういう会になると、みんなが一つになって協力!みたいなのが「美」とされるけれど、そこがあまりなさそうだった。ワンピースでいう子分杯を勝手に飲むみたいな感じで、こんな若者の集まりって楽しそうだなって思った。誰のためではなく自分のためにやっていたことが、勝手に誰かのためになる。そんな個人が集まった組織がこれからの時代のスタンダードになっていくと思う。誰かがトップになって、組織をずっと引っ張っていく時代はもう終わりだ。

https://www.facebook.com/一関を面白く企む会-863467387120510/

tsukuruba.com

『怖い』が『最高』に変わった瞬間

みんなでいろんな話をして、パーティーもお開きになった後、またもやひろみちゃんから「歌いなよ!」と指令が入る。「やれ!」と言われたらやるしかないので、恥ずかしさを振り切って歌い始めた。「いとしのエリー」「花瓶の花」「チェリー」など歌ってみた。片付けの最中でみんなが注目していなかったからか、だんだん歌うのが気持ちよくなっていった。あれだけ「恥ずかしい」「不安」「怖い」という感情を持っていたのに、いつの間にかその全てが「最高」に変わっていた。

いま思うと、本当に嫌なら岩手にはいかなかったと思う。だから岩手に向かったというのは、ぼくがやりたいと思っていたからだ。実際に歌うことは嫌いというより、むしろ好きな方だし、なんなら小学生や中学生の頃は、自分で歌詞を書いて作曲していた経験もある。誰かに自分の歌を届けたいという欲求は小さい頃から持っていたと思う。しかし欲求があるのと、実際にやるのでは全く違うものになっていた。たぶん小さい頃だったら、何も気にせず歌い始めていただろうけれど、いまはその純粋さが少し失われていたのかもしれない。
しかし「恥ずかしい」「不安」「怖い」というものを乗り越えてしまった時、手もとに残ったのは自分の純粋さだった。

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『恥ずかしい』の先には、自分の中の『美しさ』がある

今回、路上ライブをしてみて思ったのは「恥ずかしい」「不安」「怖い」という感情の先には、自分の中の『美しさ』みたいなものがあるんじゃないかということ。たぶん僕のココロは人の前で歌うことを「やりたい」と望んでいたし、それを「楽しい」と感じていたんだと思う。しかし《他人からどう見られる》とか《世間体》を気にして、その感情を押さえつけ、別の感情に変えていたのかもしれない。でも『はずかしい』とかっていう感情に変わるのは、往々にして『やったことないこと』を想像した時だと思う。だから『はずかしい』に隠されてしまった、本当の気持ちを知るには『やってみる』しかない。僕は『恥ずかしい』という感情の中に隠された『人の前で歌いたい』という思いが、路上ライブという形でわかったわけだ。みんなも1歩だけでいいから踏み出してみると、面白い感情とであえるかもしれないね。ということでこんな最高な企画を作ってくれたひろみちゃんには感謝しかない。もう路上ライブは1回やったので、他の場所でも依頼があればぜひやりたいなと思っています。もし要望があればメッセージくださいね!

 

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気仙沼ニッチング

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でっかいミッフィー

 

コウジの連絡先

tel:09098007671

mail:koya_1110@yahoo.co.jp

 

そんじゃまた!