こうじが考える『未来の大学』①
こんなの耐えられるか!だった受験勉強
辛かった辛かった受験勉強から1年が経ちました。
あれから1年かと思うと「まぁあれもいい思い出だな」と今は笑えるかもしれません。
昨日で僕も春休みに入ったので、
ここで1年の大学生活を振り返ってみようと思います。
僕は当初、大学に入ることをめちゃくちゃ拒んでいました。
理由は簡単です。受験勉強をやってみて、
「机の前でただ勉強するのが大嫌いになったから。」
サッカーをずっとやってきて勉強なんてしてもテスト前だけだった僕は
正直なところ、「こんなの耐えられるか!」って思っていました。
いろんな教育の形
その気持ちがきっかけで教育について調べました。
そこでわかったのは、現代の公教育が戦士を作るための教育を過去からずっと変えないで行ってきたことでした。
同時に、その問題点気づいた心ある教育者が作った素晴らしい教育の形もあることを知りました。
僕は直感でこれからの時代は後者の方が必要だ!と思いました。
そこで高校生の僕は将来「体験型の学校」を作りたいと思いました。
「勉強よりも遊びの中で農業や畜産、工業、スポーツを学べる場にしたいな〜。」
なんて考えていました。そんなことを考えているとアイデアが水のように湧いてきて、厚いノート1冊なんて余裕で埋まってしまうぐらい、自分にとっては楽しい時間でした。
まずはいろんな体験をしよう!が伝えられなかった。
でも僕は気づいてしまったんです。あっ自分が体験していないじゃん…( ;´Д`)
『まずは自分がいろんな体験をしよう!』
しかし、その気持ちを僕はうまく両親に伝えられませんでした。
こんな教育ダメなんだ!俺の自由にさせろ!と声高々に叫んでしましました。
その為、両親とは大げんか。大学行く!大学行かない!の決闘になってしまいました。
大学に入ってみて感じたこと
結局、いろんな大人の人にも説得してもらって僕は大学に行くことになりました。
しかし僕はこの判断も全て意味があったんだなと思いました。
その理由としては「これからの学びは体験型と自由」というのがキーワードになる!ということが確信できたことと、大学の内部を知ることができたことの2点です。
早く大学を出て行ってください
大学に入って初めて聞いた言葉は「早く大学を出て行ってください。」でした。
しかしよく話を聞いてみるとなるほどと思いました。
教授が予想する未来は、
ロボットの進化や発展途上国の安価な労働力により、誰でもできる仕事をする人はとても安い賃金で働くしかないが、1年だけでも海外に行けばその経験によって高い賃金で仕事をすることができる時代にこれからなっていくというものでした。
だから僕の通っている学部は他の大学よりも
アウトオブキャンパスや体験型学習をめちゃくちゃ推進しているそうなのです。
大学に行く意味は?
その話を聞いてとても納得した反面、とっても疑問に思いました。
『大学にいる意味は?』
年間120万円を支払って大学に行かずに、さらにお金をかけてアウトオブキャンパスをする。すると大体年間200万円前後かかることになります。
これはどういうことだ?とすごく思いました。
一種の詐欺じゃん!とさえ思いました。(これは言い過ぎかな。笑)
でもこのままでは、これから先大学に未来はないと思います。
創造型の人材が求められている中で、狭い空間で授業していくというのはとってもナンセンスなことだと思います。だからうちの学部は最先端のアウトオブキャンパスを採用しているのだと思いますが、これも考えてみれば2重にお金を払っているということに成ってしまいます。
学歴よりも経験だ!
これからの時代は学歴というのも正直関係なくなるんじゃないかな?と思っています。
僕の通っている3流以下の大学を卒業した人でさえ、年収2000万円超えている人もいるそうです。
企業側も
『大学名ではなくどんな経験をしたか』
のほうが大事だと気づいてきています。
だから就職の面接では『大学ではどんなことをしましたか?』と必ず聞かれるそうです。僕はこの言葉には『どんな大学でもいいけどどんな経験をしたかを知りたい』という意図があるんだろうなと思います。
こののような時代の流れがあるからこそ、
東大などの一流有名大学の人が就職に悩む中、三流大学でも何千万も稼げるのだと思います。
ではこれからの未来はどんな大学の形が必要なのでしょうか?